宗教霊３体ー２

宗教霊ってね、しつこいんだよ。ほんとね、しつこいんだよ。めたくそ痛いし。他の普通にフラフラしている幽霊のほうがずーーーーっといい子だと思う。

ヒーリング講座に行ったのに、肩がどんどん痛くなるものだから、見かねて、伝道師さんがいろいろ見てくれた。

こういうのってね、本人が「わかる」なら、もう、外れているの。「わからない」から、はずれないの。だから、霊能者さん同士で、お互いにチェッカーになることが多いんだけどね。

私のを祓う友人は、今の所、とりあえず、いない。

○男と女が混じってて３体。

○一年半前から私の性格が好きでそばにいる。（大好き度はかなり高いらしい）

○宗教を勉強したのに、なぜ、天国に行けないのか、自分でもわからない。

○私が愛を勉強したら、とても困ることになる。

○秘密の法のなかにヒントがある。

…秘密の法のDVDが、うちにあってよかった。これのどれかがヒットするんだろうな。

あのね、私、宗教霊に好かれること多いんですよ。このひとたちね、私に恋するみたいに「お慕い申し上げます」とか言うこと多いんですよ。どこからやってくるかっていうとね、だいたい、ひとから来るんですよ。どこから来たか、までは教えてくれなかったんだけどね。ふと、今までの「宗教霊」さん、のデータを見ると、そうだと言わざるを得ないんですよ。

ミイラになったお坊さん（入定って言う）

虐待を受けたシスター

迫害を受けて寺に入った姫さん

 これ、ひとに憑いていたやつが、私に恋をする形でくることが多くってね。あるときは、もう、ひとから離れて私の処まで来て、生霊という腰痛から、私にしっかりつこうしたもんだから、当時めったに行かない支部に行ったの。コルセットをずっとまいていたのだけど、一向に治らないし、これはもう、まじではがさないといけないやつだって思ったのよ。

地図で探して礼拝室をお借りして、さんざん、お経を読み上げるってやつ。

見慣れない信者さんが、あまりにもお籠りしているものだから、なんだろうって支部長が声かけてくれて、わけのわからない私の話をちょいちょい聞いてくれて、まぁ大変だろうから、悪撃してあげるよって言われて、個人祈願をしてもらったの。

当時は、祈願の仕組みすら、私知らなくてね。そもそも、支部に行くなんて考えもしないくらい、宗教嫌いだったからねｗ

ほしたらね、体がぼわーって楽になって、まじで剥がれたから、もう、これは反省行だとか感謝行だとかではがそうだなんて、無意味なんだなって思ったのよ。祈願も精進のひとつでしょうに。なのに、自分が悪いって責めるだけの反省なんて、無意味よ。祈願をしないことを反省しなさいよ、ってことなのにね、本当は。

でもね、その夜、いらっしゃるわけよ。

そうなのよ、祈願で外しても、あちらはいらっしゃりたいのよ。

なんて言ったと思う？天台宗のお坊さんよ。ミイラになった。

「貴方を愛しています。貴方と一緒に、ぜひ、法を学びたいのです。お慕い申し上げています」

なんですよ！！あ、あ、あ、開いた口がふさがらなかったわよ。あちらはね、正装でいらして、本気なんですよ。あちらは、悪いことをしてるなんて、露ほど思っていないんですよ。ええ、そうなんですよ。悪霊だとか悪魔だとか、自分が悪だなんて、あいつらは、本当に思っていないんですよ！！

（生きているひともそうやってあちらと通じていくんですねぇｗ）

あほかと。貴様はあほかと。

どうしてあほだと思えるのかを、とくとくと話していたら、寂しそうに去っていった。私は、ちょっと興奮していた。あほかと。貴様は、なにをしているのだ、と。なんで、彼らはあほかは、話が長くなるので話さない。神様ごとのお勉強してきた幽霊ほど、たちの悪い悪霊はいないと思う。

…そして、なぜか、私は、彼らに大人気である。

男性の宗教霊はだいたい、私に恋をする。霊体を見ているからだろうか。今は、そこらへんにいるおばちゃんでも、霊体は絶世の美女、の支部信者さんは多い。私の霊体は、それに比べてちんまりしている。ちょっと幼いんだよ、気分で変わるけどね。

１年半も見抜けなかったことに愕然とした。私、ただ、年をとったからだと思って、霊的な手入れを怠ったからかもしれないなと思った。でもね、その霊的な手入れ、には、もう限界が来ているのも確かなんだ。

…現実的にね、霊障を防ぐ取り組みは、充実しまくってるのよ。むしろ、寝ている間にいらっしゃるからね、寝る前はきれいなんだけど、起きたら、あなた、体に毒入ってるわって感じがほとんどなのよ。

しかも、相手が宗教霊ならなおさらよ。

法を知ってるんだもん。でもね、この「宗教霊」って私は悪魔だと思うんだけどね。だって、そういうもんじゃん。神仏に帰依できていない宗教霊なんて、悪魔でしょ。

やっぱ、やるの悪魔祓いじゃん。

つらたん。