あぁ、書くということが楽しくなってきた。
夫は書いている私を決して邪魔しない。
母は、他愛もない雑談で私を愛そうとして邪魔をする。
父は、書き疲れた私に、宝物のスピーカーで、心地よい音楽を提供してくれる。
息子は、しっかり宗教を学んでくれて、先日などは、祖母の葬式での説法を批評するほどだった。
私に心配ごとはなくなった。
あとは、没頭に戸惑って足を踏み出さない私との闘いである。
没頭するとまわりが見えなくなる。
没頭すると時間を忘れる。
没頭すると何も私を止められない。
仕事の合間、の時間だけでは足りない。